成田空港 空と大地の歴史館

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常設展

成田空港がこの地に来る前の様子から、現在、そして未来の成田空港の様子まで、以下の9つのコーナーごとに展示しています。

I どんなところへ

新空港の予定地となった地域はどのような地域で、人々はどのように暮らしていたのでしょうか。

II 空港のはじまり

1960年代の高度経済成長に伴い新空港が必要になり、位置は成田市三里塚に決まります。当時の時代背景と突然空港予定地となった地元の人たちの動きをたどっています。

III 1970年前後の社会

1970年前後の日本、そして世界を取り巻く情勢が、空港反対運動に影響を及ぼしました。
1970年前後の社会とはどのような社会だったのでしょうか。

IV 流血の日々

空港を建設する側と反対する側とは、力と力で激しくぶつかり合い、けが人やいのちを失う者まででました。当時の人々にはどのような苦悩があったのでしょうか。
●一時期、成田に拠点をおいたドキュメンタリー映画製作集団の小川プロダクションの活動と映像にも光をあてています。

V 成田開港

新空港の位置決定から約12年を経た1978年5月20日、反対運動が続くなか、遂に成田空港が開港しました。そのときの様子に焦点をあてています。

VI 長く重い時間

空港は開港し成長する一方、反対同盟のなかには国・空港公団との話し合いを模索する動きもでてきます。
膠着状態を打開する双方の動きに注目し、展示しています。

VII シンポジウムと円卓会議

地域振興連絡協議会の呼びかけで、国・空港公団と反対同盟の公開による話し合いの場がもたれました。その話し合いの様子を映像もまじえて紹介します。

VIII 地域にさす光

シンポジウムと円卓会議での話し合いを通じて、地域社会と空港が共に生きることを目指す「共生」という理念が生まれました。「共生」の理念にそった活動を通じ地域社会再建を目指した動きを展示しています。

VX 成田空港の今・未来

成田空港は、「共生」を実践し地域とともに進化を続けています。さらには、地域と空港の「共栄」を目指した動きも出てきました。成田空港の今と未来に焦点をあてています。