歴史の中に(３つづき)

　「東成田」駅は、100年以上昔の1911年に開業した狭軌の県営軽便鉄道成田多古線にもありました。「成田」から2つ目の駅で、市内寺台の元成田農協会館付近にあったようです。そこから「法華塚」・「三里塚」を通り、御料牧場を横切ったあと「千代田」等を経て「多古」までの23.5kmの路線です。
　鉄道は帝国陸軍鉄道連隊が敷設したもので、当初は時速10kmほどの超鈍行だったそうです。また、現三里塚小学校の立派な赤煉瓦造りの門は、当時、「三里塚」駅近くにあった連隊の駐屯地の門を移設したものとのことです。

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