成田空港 空と大地の歴史館

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歴史の中に(9のつづき)

歴史の中に

 ジャパンビレッジの建設は地域の振興にも寄与することから、千葉県や成田市も出資を決め、同年の7月に事業の推進主体となる第3セクターが設立されました。しかし、その後、民有地の約30%の用地の取得が難航したこと、さらに、バブル経済崩壊の影響を受け、事業の採算性もが込めなくなったことから、1992年6月、残念ながらこの計画は中止となってしまったのです。
 外国人観光客の増加と共に、日本の歴史的建物や伝統、和食文化などの素晴らしさが見直されている昨今、武家屋敷や日本庭園、盆栽博物館、観賞魚センター、日本物産館などの施設が実現していたら、果たして、どんな効果をもたらしていたでしょうか。


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