成田空港 空と大地の歴史館

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スタッフブログ

ご説明するのは難しい・・・。

解説員のつぶやき

 よく「ここの広さは○○haで東京ドーム○○個分です。」などと物事を説明するときにわかり易いように何かに例える事がよくありますが、東京ドームに行ったことがない私などには、いくら何個分と言われても実感が湧いて来ません。

 かつて成田空港が開港したての頃、見学の方々に空港のいろいろな施設をご説明するときに「このターミナルビルの出発階はテニスコート○○面の広さがあります。」とか 「メイン滑走路の4,000mの長さは、山手線の目黒から大崎までの距離(4.1km)とほぼ同じです。」などとその例え話で説明をしていたのですが、テニスをやらない人にコート○○面分と言っても・・・山手線の目黒から大崎間と言われても誰にもその間を見通しできる人はいないし・・・。 でも、当時はアンチョコ頼りに一生懸命、説明をしていた事を思い出します。 今思うと4,000m滑走路を説明するのであれば旅客ターミナルビルの見学デッキから、滑走路を見通しながら「これが4,000mです。」更に「この滑走を5往復するとほぼ、フルマラソンの距離になります。」と付け加えればなおよくご理解いただけるでしょう。

しかし、「空港の広さは現在約1400haですが、これは渋谷区の面積にほぼ同じです。」この説明で皆さんのご納得は得られるでしょうか?

皆さんにご理解いただき易いご説明をと日々心掛けていますが、本当に難しいです。

MATSUMOTO